今回は「カゲマス」こと、「陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン」のプレイ感想をざっくり書きます。
総評
良かったところ
- 原作を未読でも問題なく、ストーリーはわかりやすい
- 3Dモデルが良く動く
残念なところ
- 全体的にロード時間が長い
- バトル前後の演出、リザルト画面などのテンポが悪く周回がストレス
原作は「小説家になろう」で掲載され、漫画・アニメ化もされたいわゆる転生もの。
3DアニメーションRPGというタイプのゲーム。バトル進行は基本オートで、タイミングを見ながら必殺技やコンボ攻撃を手動操作するといったもの。バトルシステムやキャラの強化方法など、全体的な仕様は「プリンセスコネクト!(プリコネ)」と似ています。

バトル画面等でもSDキャラモデルになるということもなく、通常の3Dモデルのまま進行します。
ゲーム難易度も特に高くなく、コツコツとLv上げを行って各キャラの属性・隊列をしっかりと考慮すれば少なくとも序盤はそれほど苦戦しないでしょう。
良かったところ
ストーリー
原作やアニメはいずれも見ていないのですが、ストーリーはわかりやすく特に問題ありませんでした。
ヒーローを陰で助ける陰の実力者に憧れた主人公(シド)が転生先の世界で修業を積み、でっちあげの設定で妄想をしていたら、それらが本当に存在してしまっていたという内容で、シド自身はこの事態を把握していないにも関わらずどんどん話が進んでいくというシュールな面白さがあります。
3Dモデル
ストーリー中に挟まるイラストやムービーを除き、基本的に3Dモデルが表示されるわけですが、これがよく動く。「トーク」という各キャラクターと交流できるシステムがあるのですが、シチュエーションが多数あり、力の入れ具合がわかります。
下の画像はホロライブコラボのキャラ「雪花ラミィ」さんですが、キャラの解像度が高く非常に楽しめます。


残念なところ
全体的にロード時間が長い
各画面からホーム画面に戻ったり、なにかと画面の切り替えが発生しますが、この時間が長いです。現在私がプレイしている「ウマ娘」や「学園アイドルマスター」と比較すると、わずかな差ではあるものの遅れを感じます。
具体的には、ホームボタンなどをタップしたあとに反応がなく「あれ、押し損ねたかな」と感じてもう一度タップすることがある、といった具合です。慣れの問題でしょうか。
私はipad proでプレイしていますのでスペック不足はないかと思われますが、特にホーム画面は設定したキャラクターが動き回っていたりしますので、そのためのロードが長いのかも知れませんね。
調べてみると、以前よりは改善されているようです。今後のさらなる改善が期待されますね。
周回がストレス
この手のゲームでは周回要素がどうしても発生しがちです。それ自体は仕方がないのですが、一番気になったのはバトル前後の演出とリザルト画面がスキップできないことで、これにより周回のテンポが非常に悪くなります。
演出中に画面タップでスキップする仕様にできませんかね…。
通常のクエストでは一度クリアしてしまえばその後はバトル自体をスキップできるのですが、イベントクエストのボスなどではそれができません。結果として同じ内容を繰り返すことになるためストレスを感じます。また、いわゆる必殺技やコンボ攻撃がオート発動できないこともマイナスです。
ホロライブコラボ中!

原作もアニメも見ていない私がどうしてこのゲームをプレイしたかと言えば、ホロライブとのコラボがあったからで、これをきっかけに始めたという人は結構多かったのではないでしょうか。
ホロライブコラボは2回目のようで、1回目は「桃鈴ねね」、「鷹嶺ルイ」、「ラプラス・ダークネス」の3人。そして今回は「雪花ラミィ」がキャラとして実装されています。
コラボガチャは5/1~5/22までで、1回目の復刻も行われています。コラボキャラを確保したい場合は忘れずにチェックしましょう!
私はラミィちゃんが出るまでリセマラしました。タイトルに戻ってデータ削除だけの数分でできるため、初めてプレイする方はリセマラをおすすめします。


まとめ
気になる点はあるものの、ストーリーはわかりやすいため転生ものに抵抗がなければプレイしやすいゲームなのではないでしょうか。また、コラボキャラに対する解像度が高いところも好印象です。
原作やアニメを見ていた方や、ホロライブのキャラ演出が見たい!という方はより楽しめそうですね。